緑茶に含まれるカテキンには、食中毒や口臭などを防ぐ殺菌作用があると確認されています。
日本人はずっと昔からこの働きに気付いていて、積極的に日本茶を日常生活の中で活用してきました。特に知られているのが、生ものであるお寿司を食べる時にお茶を飲む習慣です。
カテキンには、細胞の老化や糖質の消化吸収を遅らせる働きもあるといいます。
若さを保ち、肥満や糖尿病を予防・改善するために日本茶を用いる医療機関もあります。
この効果に着目してなのか、緑茶成分を含む化粧品も増えてきました。
また、日本茶をよく飲む地域の方々とそうでない地域の方々を比べる調査で、日本茶を飲む地域ではがんや動脈硬化、心臓病などの発症率が低かったという結果も 報告されています。
こうした効能の詳細については今も研究が進められている途中ですが、美味しくて殺菌・美容効果があり健康にも良いとなれば、こんなに素晴らしい飲み物は無いのではないでしょうか。